株式会社テクトス

時間待ちダイアログ [ Wate Time Dialog ]

ダイアログボックスは、何かのメッセージをユーザに表示したり、またはユーザの判断が必要な場面で選択を求めるために使われます。

ですから、通常はユーザがボタンを押すまでは表示されています。

しかし、ユーザがボタンを押さないとプログラムが先に進みません。

測定ソフトを実行中にオペレータが席を外しているときにダイアログが出ると、オペレータが帰ってきて ダイアログのボタンを押すまで測定が停止します。

そこで、一定時間ボタンが押されなかった場合には自動的に閉じるダイアログを作成しました。

○使い方

"メッセージ"に、表示するメッセージを入力します。

"WateTime"に待ち時間を秒単位で入力します。(デフォルトは3秒です)

"Close by Time"は、待ち時間が経過して閉じた場合にTrueを返します。

"Close by OK"は、OKボタンが押されて閉じた場合にTrueを返します。

●サンプルプログラム VI"WateTimeDialog.vi"(LabVIEW ver. 8.6版)ダウンロード

コネクタ画像 

フロントパネル画像

○仕組み

Whileループで経過時間を測定しています。

経過時間が設定時間より大きくなった場合、または、設定時間が0以下の場合、またはOKボタンが押された場合に終了します。

ブロックダイアグラム画像

テストプログラム VI"WateTimeDialog_Test.vi"(LabVIEW ver. 8.6版)ダウンロード

テスト用VIも作りましたのでご利用ください。

※「ダイアログを表示」を押すとダイアログが開きます。