株式会社テクトス

ウィンドウの位置とサイズと記録して再現する [ Record Window Size ]

フロントパネルウィンドウの位置やサイズを記録して、再現するためのサブVIを作りました。

通常のVIでは、VIに変更を加えて保存した時のウィンドウのサイズや位置が記録されています。

VIを実行中に、位置やサイズを変更しても、その変更は記録されずに次に実行した時には、また元の位置と大きさに戻ってしまいます。

そこで、VIの実行中に変更されたウィンドウの位置やサイズを記録して、VIを実行した時に再現するためのサブVIを作成しました。

○使い方

"VI Refnum"にメインVIのVIリファレンスを接続します。

"Mode"を、"Record"で実行すると、ウィンドウの位置やサイズを記録してファイルに保存します。

"Mode"を、"Resize"で実行すると、ファイルに保存された情報に従って、位置やサイズを変更します。

ただし、保存先のファイルが存在しない場合には、何も行いません。

サンプルプログラム VI"RecordWindowSize.vi"(LabVIEW ver. 8.6版)ダウンロード

コネクタ画像

フロントパネル画像

○仕組み

"VI Refnum"から、プロパティノードでフロントパネルのウィンドウの境界情報を取得して利用しています。

保存ファイルは、VIと同じフォルダに"winsize"という名前で保存します。

ブロックダイアグラム画像

テスト用プログラム VI"RecordWindowSizeTest.vi"(LabVIEW ver. 8.6版)ダウンロード

テスト用VIも作りましたのでご利用ください。